xTranslatorを使ったFallout4の日本語化MODの文字コード変換方法(CKで文字化けさせずに中を見る方法)
こういった記事を以前書いたのですが、最後で日本語化したMODをCreation Kitで正しく表示させる方法についてわからなかったので投げっぱなしのまま終わってました。
今回はその方法が(たぶん)わかったので記事にしたいと思います。
xTranslatorを使った文字コードの変換方法
skyrimspecialedition.2game.info
Nexus Modへのリンク
https://www.nexusmods.com/skyrimspecialedition/mods/134
まずはxTranslatorをダウンロードしてきてセットアップします。
xTranslatorの基本的な使い方については私なんかよりよっぽど上手に解説していただいているページが他に沢山あるので省略します。ググってください。
xTranslatorを起動して文字コードを変換したいプラグイン(日本語に翻訳済みまたは最初から日本語のもの)を読み込んだら、右上辺りにある読み込む文字コードを指定するプルダウンメニューから現在の文字コードを指定して文字化けせずに読めるようにします。
ユーザー辞書などで自動翻訳されている箇所があったら左上メニューの「翻訳」タブから「全ての翻訳をリセットする」を選んで翻訳を破棄しておきましょう(この工程は必ずしも必要かはよくわかりません。たぶん必要だと思います)。
そうしたら「オプション」タブの「コードページの強制」(右上のアイコンボタンからでも可)を選択します。
開くウィンドウには2つのプルダウンがあるはずなので上の「原文側の文字コード」には現在の文字コードを指定して、下の「訳文側の文字コード」には変換したい文字コードを指定します。
「コードページを強制する」のチェックボックス2つにもチェックをいれておきましょう。
冒頭の記事の手法やMODで日本語化したCKを使って日本語化パッチなどで翻訳済みのプラグインを日本語表示させたい場合は、原文側を「utf8」、訳文側を「932(SJISのコードページ)」で指定しましょう。
日本語化CKで作成した日本語のMODを実際にゲームで使えるようにしたい場合は、逆に原文側を「932」に、訳文側を「utf8」に指定しましょう。
変換する文字コードを指定できたら後は「esp/esmファイルの上書き出力(別名で出力)」を行えば作業は完了です。
問題がなければプラグインの文字コードは望みのものになっているはずです。
実際にxTranslatorを触って調べてみたらめちゃくちゃ簡単にわかったので横着せずに最初から調べて記事を書くべきだったかもしれませんね。テヘ!
実際に試してみる
理屈のうえではこれでうまくいくはずですが、実際にこの目で見ないと信じられないという疑わしい読者の方々と本当にうまくいくかわからなくて不安な私自身のためにちょっと実験をしてみましょう。
実験体にするのは有名日本人MODerのM氏が作製された「HarfGasMask」のespファイルです。
ご覧の通りすでにutf8で日本語化済みですのでこれを上記の手段でSJIS化します。
実際にCKで文字化けせずに表示されるか見てみましょう。
ちゃんと日本語で表示されています!実験は成功だ!
ちなみにCKでの作業が終わったらutf8に戻しておかないと今度はゲーム内で文字化けすると思います。
終わりに
今回解説した手法は普通にxTranslatorの基本的な機能を使っただけなのでわざわざ記事にしなくても大多数の読者さんには周知のものだったかもしれません。
ただ、私がググった限りだと同じような情報は見つからなかったのでネットの海に放流することに決めました。
いつかどこかで需要を持った人にこの記事が届くと信じて……。
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